たろすけです。

私は自営業者として独立してもうすぐ10年目を迎えます。

今までお会いするたくさんの方々に、「自営業者である」と伝えると、

わりとポジティブな反応をいただくことが多かったのですが、

皆さんにとって自営業というのは魅力ある仕事に思えるのでしょうか。

 

私が独立したきっかけは、父親が他界したことにより母親が精神的に不安定な状態になったことと、その期間中にいろいろな不幸が重なり、会社員として勤務しながらそれらの対応や処理ができなくなったことが原因にあります。

もしそれらの出来事が散発的に訪れていたら・・・

おそらく私は会社員として今も勤めていたと思います。

自営業の良いところ

  • 働いた分だけ収入に直結できる
  • 働き方、時間の使い方を自分で決められる
  • 仕事と生活の調和(ワークライフバランス)が取りやすい

ざっくりいうと、この3つは自営業としての利点といえるでしょう。

 

働けば働くだけ収入が増え、かつ働き方や時間を決めることもできる、さらに就業場所をある程度選べるので、ワークライフバランスも良い。

字面をみると自営業は素晴らしいと思ってしまいますが、実際に自営業をされてる方がこれをご覧にならないことを祈ります・・・

 

んなわけねーだろ!

どこの世界の話だ!

 

とお叱りを頂いてしまうと思いますので・・・

 

自営業の辛いところ

正直なところ、「良いところ」として書いたものの裏が全て自営業をやっていく上でのリスクファクターとなる部分です。

  • 結果がでないと生活費すらまかなえない
  • 収入を得るための労働時間が一定ではない
  • 仕事と生活が近いので、仕事から離れてる感覚がなくなる

 

・・・はい。

 

結果がでないと生活費すらまかなえない

これは本当に一番つらいところです。独立したての時期は収入がないどころか必要経費でほぼ持ち出しになります。

働いた分だけ収入になりますが、会社員の給料のような、「保証された額」がないというのは精神的にかなり圧力がかかります。

あと、忘れがちではありますが、収入を得るための経費もすべて負担する必要があるので、コストをかけすぎると大赤字ということも・・・

 

収入を得るための労働時間が一定ではない

労働時間を自分で決めることができるのが自営業者のメリットではありますが、ある一定の収入を得るための労働時間が決まっているわけではないのもまた事実です。

例えば飲食店を経営してる方を例に出すと、早朝の仕入れ、仕込みから開店時間中、閉店後の精算等、かなりの労働時間となりますが、これらにかけた時間と収入が比例しないので、時間対効果が著しく悪くなってしまう事があります。

 

仕事と生活が近いので、仕事から離れてる感覚がなくなる

上記に関わる部分もありますが、たいていの自営業者は仕事と生活が密接した関係にあるので、仕事としての時間、プライベートの時間の区別がつかなくなります。

確かに、家族といる時間は増えますし、毎日のルーティンの中に日々の生活に必要なこと、自分の趣味などを組み込むことによりワークライフバランスをとることは可能です。

しかしながら一方で、「休日だから」という言い訳ができないというのもまた事実。

収入がなければ休日もなく働かなければならないですし、休日を理由にビジネスチャンスを逃してしまわぬよう、携帯電話をオフにして家族との時間だけを過ごす、というのも難しい話なのです。

 

夢も希望もないのか?

この他にも

  • 厚生年金がないので将来が不安
  • 人間関係

などなど、自営業者にとっての辛い面は多々ありますが、これらはいずれまた別の記事にしたいと思います。

ここまで、自営業者の厳しさを書いてきましたが、

 

会社員のほうが楽

 

などというわけでは全くありません。

会社員には会社員の辛さが当然ありますし、自営業に比べて多くの負担を抱えながら仕事と生活を成り立たせてる方もたくさんいます。

自営業と会社員の比較ではなく、自分には自営業者が向いているのか、会社員が向いているのか、を考えてみてください。

 

人に使われるのはいやだ!

自分が考えたビジネスモデルを実現させたい!

 

という方は、自営業者として独立することを考えてみても良いかもしれません。

はじめの困難を乗り越えれば、縛られるものは他にないのですから。

 

では、また。